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葉加瀬太郎アコースティックコンサート

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12月27日、午後6時から福岡シンフォニーホールで葉加瀬太郎コンサートが開催されました。今回のツアーの千秋楽だそうです。福岡シンフォニーホールへ行くのは今回が初めてです。シューボックス型、客席は3階まであります。

第1部最初は葉加瀬太郎のバイオリンとマチェック・ヤナスのピアノでスタート。私の席は22列目の右端という中途半端な場所でしたが、ホールの音響の良さに感激しました。

マチェック・ヤナスのピアノには密かに注目しています。ソロ演奏のCDを出さないかと心待ちにしているのですが(『スウィート・メロディーズ』付属のCDでは物足りません)。

そんな音のいいホールでのコンサートなのに、第2部の、アンプとスピーカーを使っての演奏はいかがなものでしょう。ぶち壊しじゃん、と思いましたが、いつものコンサートと同様といえばそうなんで、気をたてるほどでもないかな(苦笑)。

休憩をはさんで8時半ごろ終わる予定とスタッフの人は言っていたけど、アンコールも含め、3時間を越えました。アンコール前から客は総立ち。結構みんな盛り上がっていたようです。葉加瀬太郎のファンが多いのかな。私みたいなのは、えーっ、そんな総立ちになるような場面かなあ?と思ったけど。
時間が押し、自分の次の予定があるから焦ってたのも感情移入できなかった要因かもしれません。

いつも思うのですが、バイオリン演奏家としての葉加瀬太郎の評価はどうなんでしょう。クラシック専門家の意見をあまり目にしないし(ある意味 同業者なんでやっぱ論評するのは憚られるのでしょうか)。ネットでは「きわもの」扱いする意見もよく見ますが、客観的なところは如何。

どの曲を演奏するか、2度「くじ引き」や「ルーレット式の的当て」を使って決めてました。観客サービスの意味もあるのだろうけど、それに延々時間をかけなくてもいいと思います。ちょっと引きました。純粋に楽曲を多く聴きたいのに。

うーん、次はもう行かなくてもいいかな。CDで楽しむだけで。
by matuhuji-k | 2008-12-28 17:16 | 音楽・演劇


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