忘れえぬロシア ~国立トレチャコフ美術館展~

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渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムで開催されている「忘れえぬロシア ~国立トレチャコフ美術館展~」に行ってきました。

美術展は6月7日まで(期間中無休)。午後10時~午後7時(入館は6時30分まで)、毎週金曜・土曜は午後9時まで(入館は8時30分まで)。19世紀から20世紀初頭にかけてのロシア絵画の作品75点を展示。

その後、岩手県立美術館(6月13日~7月21日)、広島県立美術館(7月28日~10月18日)、郡山市立美術館(10月24日~12月13日)と巡回するようです。

いやあ、とにかく堪能しました。私としては、ここ5年間に見た美術展の中でも1,2番目に良かったです。多くの作品に、ロシアの冷たい空気が感じられ、フランスを中心とする西ヨーロッパの絵画とは雰囲気が違うので楽しめました(まあ、人物がロシア人なんでそこから違うけど)。中でもイワン・クラムスコイの作品は秀逸(写真の「忘れえぬ女(ひと)」もクラムスコイの作品です)。

ただし私の好みは、コンスタンチン・コローヴィンという人の作品。とりわけ「魚」という作品の鮮やかな色の組み合わせ(でも上品な感じ)には魅せられました。おもわず唸りました。マネの色づかいを連想させるものがあります。フョードル・ワシリーエフ(1850-1873)という早世の画家の絵もいい。

ひととおりみた後、最初に戻り、今度は解説を吹き込んだプレイヤーを500円出して借り、もう1回ゆっくりみていったほどです。解説を聴くと、気付かなかったことも結構あるな、見ているようで実は細部までみてないことが分かりました。ちょっと見解が違うと思った点もあったけど。当然のことながら図録も買いました(2300円)。

でも図録は(毎度 当たり前のことながら)印刷がぱっとせず、本物の作品の持つ力の10分の1くらいしか表現してませんねえ。ポストカードもそう。やはり本物と複製は違いますね。

機会があれば絶対あと一回みにいきたい、お勧めの美術展です。
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by matuhuji-k | 2009-04-11 19:45 | 美術展 | Comments(0)


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