熊本県 日奈久温泉 新浜旅館

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熊本県八代市の南西部に位置する日奈久温泉に、知り合いと出かけました。九州新幹線の一部開業後は、近くの鉄道駅である日奈久温泉駅がJR九州から切り離され、肥薩おれんじ鉄道に引き継がれました。かつては鹿児島本線を走る特急もとまっていただけに、よけい寂れた感じになったのは残念なところです。

でも、この日奈久温泉は、湯質にこだわる人には、穴場の温泉街だなと、今回初めて訪れて強く思いました。山頭火がこよなく愛した温泉というのも納得しました。

宿泊したのは、新浜旅館という小さな旅館です。旅館というより民宿という印象。施設は古いです。でも、清掃はきちんとされ、畳も新しかったので、とても快適に泊まれました。私にとっての難点をあげれば、枕が少し低かったところでしょうか。肝心の湯は、弱アルカリ性単純泉、完全掛け流しです。

男女別に分かれる浴室のうち、女風呂は浴槽が檜でできていて、宿泊客にとても好評だとか。そこで、宿泊客の数次第では、男性もその檜風呂に入れるように配慮してもらえるそうです。この日は私たちのほかに宿泊はもう一組だけで、その一組(家族連れ)はチェックインが遅くなるらしいので、夕食前の時間帯は檜風呂に入ってくださいとのことでした。

何の変哲もない、無色透明さらさらの湯ですが(ほんのかすかに硫黄の香りがしたような気もしたけど気のせいかな)、これがガツンと体にきて、ポカポカ感がずーっと持続しました。翌朝は気分も体もすっかり軽くなり、私には日奈久の湯は合うなあと思いました。

夕食は、品数もそこそこあり、満足しました。八代海に面している温泉街だけに、魚がおいしかった。刺身にクレソンが添えられていたのですが、この組合せはいいですね。自生のクレソンを女将が摘んできたのだそうです。 そのほか、和え物や天ぷら、酢の物、川魚の塩焼きなど、料理(味付け)は素朴な家庭料理といった趣です。デザートのスイカがまた良し。 まあ、華美な料理を期待される方には合わないでしょうが。

朝食もハムエッグが出るなど家庭料理風です。でも、どれもおいしくいただきました。ただ、日奈久は、ちくわが名物なのですが、「こりゃうまい」とは思いませんでした(苦笑)。

これで、1泊2食で8500円程度。自宅から2時間程度で到着するので、すぐにでも再訪したいところですが、残念なことに、1人宿泊は受け付けていないようです。うーん、ほんと残念だなあ。


部屋の前の、廊下の窓からの風景。目の前は有形登録文化財にもなっている木造3階建ての旅館・泉屋(宿泊できるそうです)
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by matuhuji-k | 2011-05-20 20:34 | 旅行 九州 | Comments(0)


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