半年くらい前に上京した折、空いた時間に、たまたま渋谷のユーロスペースという映画館で『オーケストラの向こう側』という映画を観て感銘を受けました(後で観なおそうとDVDまで買ったほどです)。 以来、オーケストラの構成員の生き方に妙に関心があります。『ベルリンフィル ~最高のハーモニーを求めて~』は情報誌を見て、ねらって観に行きました。 映画は2005年秋に行われたベルリンフィルのアジアツアー(6都市)のドキュメンタリーで、途中に楽団員のインタビューやそれぞれの都市の風景と人々の暮らしが挟み込まれています。 台湾でのパブリックビューイングにおける数万人の熱狂を映した様子には、こちらもぞくっとさせられました。そして思わずほろりとしました。 オーボエ奏者の「世界には才能のある音楽家が無数にいる。でも意思と決意と自己犠牲もいとわぬ覚悟がなければ才能など無に等しい」という言葉が一番印象に残りました。 コンサートマスターは、安永徹という日本人であることが少し意外。 配給元でスケジュールを知ることができます。 セテラ・インターナショナルのページ
by matuhuji-k
| 2008-12-14 15:39
| 音楽・演劇
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